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2024年9月3日

高気密高断熱の家で湿度が下がらない?対策と快適な暮らし方を解説

高気密高断熱住宅は、冬暖かく夏涼しいというメリットがある一方、湿度が下がりにくいという悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
高気密高断熱住宅は、気密性が高いため、湿気がこもりやすく、カビやダニが発生しやすいという側面も持ち合わせています。
そこで、この記事では高気密高断熱の家で湿度が下がらない場合の対策について解説していきます。

□高気密高断熱住宅の湿度対策

快適な住環境を保つためには、湿度対策が欠かせません。
湿度対策には、大きく分けて換気、除湿、吸湿の3つの方法があります。

換気は、窓を開ける、換気扇を使うなどの方法で、室内の空気を外気と入れ替えることで湿度を下げます。
そして、除湿は、除湿機を使う、エアコンの除湿機能を使うなどの方法で、空気中の水分を取り除きます。
さらに吸湿は、除湿剤を使う、吸湿性の高い建材を使うなどの方法で、空気中の水分を吸収します。

□湿度対策に効果的な3つの方法

それぞれの方法には、それぞれの特徴と注意点があります。
ここでは、それぞれの方法について解説していきます。

1:換気

換気は、最も基本的な湿度対策です。
窓を開ける、換気扇を使うなど、室内の空気を外気と入れ替えることで、湿気を排出することができます。
しかし、換気は、室温が大きく変化してしまう可能性がある点に注意が必要です。
冬場など、室温が低い時期に換気をすると、室温が下がってしまい、暖房費がかかってしまう可能性があります。
また、夏場など、室温が高い時期に換気をすると、室温が上がってしまい、冷房効率が落ちてしまう可能性があります。
換気を行う際は、室温の変化に注意し、適切な換気方法を選びましょう。

2:除湿

除湿は、空気中の水分を取り除く方法です。
除湿機を使う、エアコンの除湿機能を使うなど、さまざまな方法があります。
除湿機は、空気中の水分を吸い取って、水滴として排出します。
エアコンの除湿機能は、冷房運転と同様に、冷媒を使って空気中の水分を凝縮させて水滴として排出します。
除湿は、換気よりも効果的に湿度を下げることができます。
しかし、除湿機やエアコンの除湿機能は、電気代がかかるというデメリットがあります。

3:吸湿

吸湿は、空気中の水分を吸収する方法です。
除湿剤を使う、吸湿性の高い建材を使うなど、さまざまな方法があります。
除湿剤は、空気中の水分を吸収して、固体化します。
吸湿性の高い建材は、空気中の水分を吸収して、木材自体に水分を蓄えます。
吸湿は、電気代がかからないというメリットがあります。
しかし、除湿剤は、定期的に交換する必要があるというデメリットがあります。
また、吸湿性の高い建材は、高価というデメリットがあります。

□まとめ

高気密高断熱住宅は、湿気がこもりやすく、カビやダニが発生しやすいという側面も持ち合わせています。
快適な住環境を保つためには、換気、除湿、吸湿など、適切な湿度対策を行うことが重要です。
それぞれの方法には、それぞれの特徴と注意点がありますので、自分の住環境に合わせて適切な方法を選び、快適な暮らしを実現しましょう。

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