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2024年9月27日

耐震減築で安心安全な暮らしを!メリット・デメリットや費用・補助金も解説

老後の生活を安心して過ごしたいと考えている方へ。
持ち家の老朽化や広さに不安を感じているかもしれません。
そんな悩みを解決する有効な手段として、近年注目されているのが「耐震減築」です。
そこで、この記事では耐震減築について解説していきます。

□耐震減築とは?

耐震減築とは、住宅のリフォーム・改築によって床面積を減らすことを指します。
老朽化した住宅の耐震性を高めたり、広すぎる住宅の維持管理の負担を軽減したりする目的で行われます。
例えば、2階建てを平屋にしたり、使用しない部屋を取り払ったりといったことが挙げられます。

1:耐震減築の必要性

では、なぜわざわざお金をかけて家を小さくする必要があるのでしょうか。
高齢化社会が進む現代において、持ち家に住んでいる高齢者は少なくありません。
しかし、広すぎる住宅の手入れは高齢者にとって負担が大きくなってしまいます。
耐震減築は、そんな高齢者の負担を軽減し、安心安全な暮らしを実現するための有効な手段なのです。

2:耐震減築の具体的な例

耐震減築は、さまざまな状況に合わせて行うことができます。
例えば、


・老朽化した2階建て住宅を平屋に減築し、バリアフリー化することで、高齢者の生活をより快適にする。
・使っていない部屋を取り払い、リビングや寝室をコンパクトにすることで、掃除や維持管理の負担を軽減する。
・固定資産税の負担を減らすために、延べ床面積を減築する。

このように、耐震減築は、それぞれのニーズに合わせて柔軟に対応できるリフォーム方法です。

□耐震減築のメリット・デメリット

耐震減築には、さまざまなメリットとデメリットが存在します。
それぞれのメリットとデメリットを理解した上で、自身の状況に合った判断をすることが大切です。

1:メリット

・耐震性の向上
減築によって建物の重量が軽くなるため、地震に強くなり、安全性が向上します。


・維持管理の負担軽減
不要なスペースを減らすことで、掃除やメンテナンスの手間が減り、生活の負担を軽減できます。

・冷暖房効率の向上
無駄なスペースが減ることで、冷暖房効率が向上し、光熱費を節約できます。


・固定資産税の減額
床面積が減ることで、固定資産税の負担が軽減されます。


・バリアフリー化
平屋への減築や段差解消など、バリアフリー化を進めることができます。

2:デメリット

・工事費用
減築には、解体費用や新築部分の費用など、一定の費用がかかります。


・仮住まい費用
工事中は、仮住まいが必要となる場合があり、費用がかかります。


・騒音や振動
工事中は、騒音や振動が発生し、近隣への配慮が必要となります。


・生活空間の縮小
減築によって、生活空間が狭くなる可能性があります。

3:メリットとデメリットのバランス

耐震減築は、メリットとデメリットを比較検討し、自身の状況に合わせて判断することが重要です。
例えば、高齢者の一人暮らしの場合、耐震性向上や維持管理の負担軽減といったメリットが大きく、生活空間の縮小はそれほど問題にならないかもしれません。
一方、家族で住んでいる場合は、生活空間の縮小や工事費用などが課題になる可能性があります。
それぞれの状況に合わせて、メリットとデメリットを比較検討し、最適な選択をするようにしましょう。

□まとめ

耐震減築は、老朽化した住宅の耐震性を高めたり、広すぎる住宅の維持管理の負担を軽減したりする有効な手段です。
耐震性向上、維持管理の負担軽減、固定資産税の減額など、多くのメリットがある一方で、工事費用や仮住まい費用、騒音など、デメリットも存在します。
それぞれのメリットとデメリットを理解した上で、自身の状況に合わせて検討し、安心安全な暮らしを実現できるよう、適切な選択をすることが大切です。

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