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2024年11月23日

60歳以上向け!リバース60で老後資金を活用し住み替えを実現しよう

60歳以上で、住まいについて真剣に考えている方に向けた記事です。
老後の住まいを快適に過ごすために、今の住まいをリフォームしたり、住み替えを検討している方も多いのではないでしょうか。
しかし、年齢を重ねるにつれて、リフォーム資金や住み替え資金の調達に不安を感じている方もいるかもしれません。
そんな悩みを解決する手段として、注目されているのが「リバース60」という住宅ローンです。
この記事では、リバース60の仕組みやメリット・デメリット、活用事例などを解説し、60歳以上の方にとって、安心できる老後の住まいへの道筋を示します。

□リバース60とは?

リバース60とは、60歳以上の方を対象とした、住宅ローンの一種です。
従来の住宅ローンとは異なり、自宅を担保にして資金を借りられ、借りたお金は、契約者の死亡後に売却された不動産の売却代金で返済されます。
そのため、毎月元金を返済する必要がなく、利息のみの返済で済みます。

1:リバース60の仕組み

リバース60は、住宅を担保に資金を借りる仕組みですが、通常の住宅ローンとは異なる点がいくつかあります。
・住宅の担保評価額の55%まで借入可能
・資金の使い道はリフォームや住み替えなど、住宅に関する費用に限られる
・契約者の死亡後に、担保不動産の売却代金で返済
つまり、高齢になって収入が減っても、毎月の返済負担が少なく、老後の資金を安定的に確保できます。

□リバース60を利用するメリット・デメリット

1:メリット

リバース60のメリットを具体的に見ていきましょう。
・高齢者でも借り入れがしやすい
リバース60は、60歳以上の方を対象とした住宅ローンなので、年齢制限が厳しく、収入が不安定な高齢者でも、借り入れがしやすい点が大きなメリットです。
・利息のみの返済で、月々の返済負担が小さい
リバース60は、毎月元金を返済する必要がなく、利息のみの返済で済みます。
そのため、収入が減って、毎月の返済が厳しくなる心配もありません。
・ノンリコース型を選択できる
ノンリコース型とは、万が一、契約者が亡くなった際に、担保不動産の売却代金で返済しきれなくても、残りの債務は免除されるというものです。
これにより、相続人に返済の負担がかからないため、安心です。

2:デメリット

リバース60のデメリットを具体的に見ていきましょう。
・融資限度額が小さい
リバース60の融資限度額は、担保評価額の55%までと、一般的な住宅ローンと比較して低くなっています。
そのため、リフォームや住み替えに必要な資金の45%は自己資金の準備が必要になります。
・元金が減らない
リバース60は、元金が減らないため、契約者が長生きすればするほど、利息の総額が増えていきます。
そのため、返済総額が大きくなる可能性があります。
・金利上昇リスクがある
リバース60の金利は、変動金利型の場合、将来金利が上昇する可能性があります。
金利が上昇すると、返済額が大きくなってしまいます。

□まとめ

リバース60は、高齢者向けの住宅ローンとして、魅力的な側面もあれば、注意すべき点もあります。
60歳以上で、住まいについて真剣に考えている方は、リバース60を利用することのメリットとデメリットを理解した上で、慎重に検討することが大切です。
リバース60は、老後の資金を安定的に確保し、住み替えやリフォームを実現するための有効な手段の一つですが、借入前に、専門家と相談し、自分にとって最適なプランを見つけるようにしましょう。

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