news

  • TOP
  • /
  • お知らせ
  • /
  • 断熱改修工事の費用相場とは?内訳と節約術

2025年4月7日

断熱改修工事の費用相場とは?内訳と節約術

断熱改修工事の費用は、住まいの快適性と省エネルギー化に直結する重要な要素です。
適切な断熱改修は、冬場の暖房費削減や夏場の冷房費削減に繋がり、ひいては家計への負担軽減にも繋がります。
しかし、工事箇所や断熱材の種類、施工方法などによって費用は大きく変動するため、事前に費用相場を把握しておくことが大切です。
今回は、断熱改修工事の費用について、具体的な金額や影響要因を分かりやすくご紹介します。
快適な住まいを実現するための第一歩として、ぜひご一読ください。

断熱改修工事の費用を抑えるためのポイント

工事箇所による費用の違い

断熱改修工事の費用は、工事箇所によって大きく異なります。
窓、床、天井、壁など、改修する場所によって必要な作業量や材料費が変わるためです。

例えば、窓のみの断熱改修であれば比較的低価格で済む一方、壁や床全体の断熱改修は、大規模な工事となるため高額になります。
優先的に改修すべき箇所を絞り込むことで、費用を抑えることができます。
家全体の断熱性能を高めることが理想ですが、予算に合わせて段階的に改修を進めることも可能です。

断熱材の種類と価格

断熱材には、グラスウール、ロックウール、ウレタンフォーム、セルロースファイバーなど様々な種類があり、それぞれ断熱性能や価格が異なります。
高性能な断熱材ほど価格が高くなる傾向がありますが、初期費用と長期的な省エネルギー効果のバランスを考慮して選ぶことが重要です。

厚みも断熱性能に影響するため、適切な厚みの断熱材を選ぶことで、費用を抑えつつ効果的な断熱改修を実現できます。

施工方法による費用比較

同じ工事箇所でも、施工方法によって費用は大きく変わります。

例えば、床の断熱改修では、床を剥がして断熱材を入れ直す方法と、床下から断熱材を追加する非破壊工法があります。
非破壊工法は、床を剥がす必要がないため、工期が短縮され、費用を抑えることができます。
しかし、施工できる範囲が制限される場合もあります。

それぞれのメリット・デメリットを理解し、最適な施工方法を選択することが重要です。

補助金制度の活用

断熱改修工事には、国や地方自治体による補助金制度が利用できる場合があります。
補助金の活用によって、工事費用を大幅に削減できる可能性があります。
制度の内容や申請方法は、時期や地域によって異なるため、事前に確認が必要です。

リビングにつながる小上り畳コーナーが特徴の家

断熱改修工事の費用相場と全体像の把握

窓の断熱改修費用

窓の断熱改修は、内窓の設置やサッシの交換などが一般的です。

内窓の設置は、既存のサッシに手を加える必要がないため、比較的低価格で済みます。
サッシの交換は、高性能な断熱サッシを使用することで、高い断熱効果が期待できますが、費用は高額になります。

窓の種類やサイズ、施工方法によって費用は変動するため、業者から見積もりを取り、比較検討することが重要です。
一部屋単位、もしくは全窓単位で検討することが、費用対効果を高める上で重要です。

床の断熱改修費用

床の断熱改修は、床を剥がして断熱材を入れ直す方法と、床下から断熱材を追加する非破壊工法があります。
非破壊工法は、床を剥がす必要がないため、工期が短縮され、費用を抑えることができます。
床材の種類や面積によって費用は変動します。

天井の断熱改修費用

天井の断熱改修は、天井裏に断熱材を吹き込む方法や、既存の天井材を剥がして断熱材を入れ直す方法があります。
天井裏へのアクセスが容易な場合は、比較的低価格で済む可能性があります。

壁の断熱改修費用

壁の断熱改修は、外壁に断熱材を貼り付ける外断熱と、内壁を剥がして断熱材を入れ直す内断熱があります。
外断熱は、高い断熱効果が期待できますが、費用は高額になります。

内断熱は、外断熱に比べて費用を抑えることができますが、断熱効果は外断熱ほど高くありません。
施工面積や方法によって費用は大きく変動します。

家全体の断熱改修費用

家全体の断熱改修は、窓、床、天井、壁すべての断熱改修を行う大規模な工事となります。
費用は高額になりますが、家全体の断熱性能を大幅に向上させることができます。
長期的な省エネルギー効果や快適性向上を考慮すると、費用対効果の高い改修となります。

まとめ

断熱改修工事の費用は、工事箇所、断熱材の種類などによって大きく変動します。

費用を抑えるためには、優先的に改修する箇所を絞り込む、非破壊工法を選択するなどの工夫が有効です。
また、国や地方自治体の補助金制度を活用することで、費用を大幅に削減できる可能性があります。

事前に十分な情報収集を行い、計画的に断熱改修を進めることで、費用を抑えつつ効果的な改修を実現できます。

当社では、耐震、省エネ、維持管理、劣化対策すべてが最高等級の住宅を独自の工法で施工しております。
リフォームの経験も豊富ですので、ぜひ当社にお気軽にお問い合わせください。