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2024年7月12日

耐震等級3で後悔しないために知っておくべきこと

大切な家族を守る家。
地震に強い家を求める気持ちは、誰もが同じでしょう。

しかし、耐震等級3は本当に必要なのでしょうか。
耐震等級3は、地震に強い家づくりを目指す上で重要な指標ですが、同時に、知っておくべきデメリットも存在します。

□耐震等級3を選ぶ前に知っておくべきデメリット

耐震等級3は、地震に対する強さを示す指標であり、数字が大きいほど地震に強いことを意味します。

しかし、耐震等級3を選ぶことには、以下のようなデメリットも考えられます。

*間取りの自由度が制限される

耐震等級3の認定を受けるためには、壁や柱の配置、構造計算など、厳しい基準を満たす必要があります。
そのため、間取りの自由度が制限され、理想の間取りを実現できない可能性があります。

例えば、広々としたリビングスペースを希望する場合でも、耐震基準を満たすために、壁や柱の数を増やす必要があり、結果として、理想の広さを実現できないケースも考えられます。

しかし、サトー住販の家では耐震等級3が標準仕様です。必ず狭くなると決めつけず、プランニング次第ですのでまずご相談ください。

*建築期間が長くなる

耐震等級3に慣れていない会社に頼んでしまうと、
耐震等級3の認定を受けるためには、設計段階から通常よりも時間と手間がかかります。
構造計算や第三者機関による検査など、追加の工程が必要となるため、設計期間が1~2ヶ月程度長くなります。
特に、限られた期間でマイホームを完成させたいと考えている場合は、この点を考慮する必要があります。

しかし、2025年4月からは、木造住宅の特例であった建築基準法の「4号特例」が見直しされ、構造関係図書も確認申請で必要になりますので、頼むハウスメーカー・工務店によって設計期間が異なるのは解消されていきます。

また、サトー住販では、「JGS-Ⅱ工法」という自社開発・自社プレカットの木造住宅 長期優良性能型式を取得していますので、耐震等級3の構造計算・施工が予め組み込まれています。
耐震等級3を標準としていない工務店と、標準にしている工務店では設計期間の長さに差が出てしまうのは当然ではないでしょうか。

*建築費用が高くなる!?

耐震等級3の住宅は、耐震性能を高めるために、構造強度の高い部材や金物を使用することが多く、その分、建築費用が高くなります。
具体的には、構造強度の高い木材の費用、耐震用金物の費用、構造計算費用、第三者機関への検査費用などが、通常の住宅よりも上乗せになる分高い建築費にみえてしまう傾向はあります。

□耐震等級3の後悔を防ぐためのポイント

耐震等級3は、地震に対する安心感を高める有効な手段ですが、
後悔のない家づくりを実現するために、以下のポイントを押さえましょう。

1:耐震等級3相当の表記に注意

住宅広告などで、「耐震等級3相当」という表記を見かけることがあります。
「耐震等級3相当」は、正式な耐震等級3の認定を受けていないものの、同等程度の耐震性能を有していることを示します。

しかし、正式な認定を受けていないため、地震保険料の割引や住宅ローンの金利優遇などの特典を受けられない場合があります。

サトー住販の家では、新築住宅全棟、正式な性能等級認定を受けていますのでご安心ください。

2:耐震等級3が必要かどうか見極める

耐震等級3は、必ずしもすべての住宅に必要というわけではありません。
耐震等級2でも、建物の構造によっては、十分な耐震性能を確保できる場合はあります。
自分のライフスタイルや予算に合わせて、最適な耐震等級を選択することが大切です。

□まとめ

耐震等級3は、地震に強い家づくりを実現するための有効な手段です。
後悔のない家づくりを実現するためには、耐震等級3のメリットとデメリットを理解した上で、自分のライフスタイルや予算に合わせて、最適な選択をすることが大切です。

まずはお気軽にご相談いただければ幸いです。