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2024年8月30日

耐震等級とは?意味や等級ごとの基準・地震保険との関係を解説

マイホームを建てることを検討している、または、これから家を建てたいと考えている方へ。
地震に対する不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
家を建てる際に、必ず検討しなければならないのが「耐震性」です。
耐震性能は、地震発生時にどれだけ建物が被害を受けずに済むかを示す指標であり、住宅の安全性を大きく左右します。
「耐震等級」は、その耐震性能を表す重要な指標です。
この記事では、耐震等級の意味や等級ごとの基準、地震保険との関係について解説します。

□耐震等級とは?

耐震等級とは、建物の耐震性能を表す指標です。
地震に対する建物の倒壊・損傷しにくさを基準に、3つのレベルに分けられています。
等級の数字が大きいほど耐震性能が高いことを示し、各等級はそれぞれ、耐震基準と呼ばれる基準の1倍、1.25倍、1.5倍の地震の力に耐えられるように定められています。

1:耐震等級1

-耐震基準の1倍の地震力に耐えられる
-建築基準法で定められた最低基準を満たすレベル

2:耐震等級2

-耐震基準の1.25倍の地震力に耐えられる
-耐震等級1よりも高い耐震性能を持つ

3:耐震等級3

-耐震基準の1.5倍の地震力に耐えられる
-3つの等級の中で最も高い耐震性能を持つ

□耐震等級を理解するメリット

耐震等級を理解することで、地震に対する安心感を高め、地震保険の割引を受けることができます。
また、間取りや建物の構造との関係性も理解することで、安全と快適さを両立した住まいを実現できます。

1:地震に対する安心感の向上

-耐震等級の高い住宅は、地震発生時でも倒壊や大きな損傷のリスクが低くなります。
-これにより、地震に対する不安を軽減し、安心して住み続けられるという大きなメリットがあります。

2:地震保険料の割引

-耐震等級を取得することで、地震保険料の割引を受けることができます。
-耐震等級3を取得した場合、最大50%の割引が受けられる場合もあります。

3:間取りや構造の自由度

-耐震等級は、建物の構造や間取りにも影響を与えます。
-耐震等級を上げるためには、耐力壁や耐震金物などの補強が必要になる場合があり、間取りの自由度が制限される可能性があります。
-しかし、設計段階で耐震性を考慮することで、安全と快適さを両立した住まいを実現できます。

□まとめ

耐震等級は、地震に対する建物の安全性を示す重要な指標です。
耐震等級を理解することで、地震に対する安心感を高め、地震保険の割引を受けることができます。
また、間取りや建物の構造との関係性も理解することで、安全と快適さを両立した住まいを実現できます。
マイホームを建てる際には、耐震等級についてしっかりと理解し、将来にわたって安心できる住まいを選びましょう。

なお、当社では独自に開発した工法により、耐震性、省エネ性、維持管理、劣化対策すべてで最高等級の住宅を提供いたします。
家づくりでお悩みの方はぜひお気軽にお問い合わせください。