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2024年12月16日

高気密住宅の結露対策は換気が重要!その理由と対策方法を解説

高気密住宅に住む際には、結露対策が十分かどうかを事前に確認しておくことが大切です。
高気密住宅は、断熱性能が高く、室温を快適に保つことができる優れた住居です。
しかし、気密性が高いため、室内の空気が滞留しやすく、換気が適切に行われないと結露が発生しやすいという側面も持ち合わせています。
この記事では、高気密住宅における結露対策の重要性について解説し、具体的な対策方法をわかりやすく紹介します。
快適な暮らしを送るために、ぜひ最後まで読んでみてください。

高気密住宅の結露はなぜ危険なのか

高気密住宅における結露は、決して軽視できない問題です。
なぜなら、結露は建物の構造を傷め、健康被害をもたらす可能性があるからです。

1: 内部結露

内部結露とは、建物の壁や天井といった内部構造の中で発生する結露のことです。
この結露は、外から見えにくく、肉眼で確認するのが難しいため、発生に気づかないまま放置されがちです。
一度発生すると、結露による湿気が建物内部に長時間留まり、やがて建材が腐食し始めます。
さらにその腐食が進行すると、建物の強度が徐々に低下し、耐久性が大きく損なわれてしまいます。
そのため、内部結露を早期に発見し、適切な対策を行うことは、建物の長寿命化において非常に重要です。

2: 表面結露

表面結露は、窓ガラスや壁などの表面に発生する結露です。
建物の窓ガラスや壁といった表面部分に水滴がつく形で現れるため、目視で確認しやすい結露の一種です。
そのため、気づいたらすぐに拭き取れることもありますが、放置すると表面に湿気がたまりやすくなり、カビやダニの繁殖を招く原因となります。

このように、表面結露が引き起こす湿気の蓄積が室内環境に悪影響を及ぼし、さらにはアレルギーや喘息など、健康リスクを高める要因となることがあります。
そのため、表面結露を見つけた際は早めに対応することで、健康的な住環境を維持することが大切です。

高気密住宅は換気とセットで結露対策を

高気密住宅は、室内の空気を滞留させやすく、換気が適切に行われないと結露が発生しやすいことはすでに述べました。
そこで重要となるのが、24時間換気システムです。

1: 24時間換気システムの役割

24時間換気システムは、常に室内の空気を外気と交換することで、室内の湿度を適切に保ち、結露の発生を抑える役割を果たします。

2: 24時間換気システムの種類

24時間換気システムには、第一種換気、第二種換気、第三種換気などがあります。
それぞれ特徴が異なりますので、ご自身の住宅に合ったシステムを選びましょう。

3: 適切な換気方法

換気システムは、適切に運転しないと効果を発揮しません。
定期的なフィルター掃除や、運転モードの調整などを行い、適切な換気を心がけましょう。

まとめ

高気密住宅における結露対策は、快適な暮らしを維持するために非常に重要です。
結露は建物の構造を傷め、健康被害をもたらす可能性があるため、適切な換気システムの導入や、適切な換気方法の実践が不可欠です。
この記事が、高気密住宅に住む皆様の結露対策の一助となれば幸いです。